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「上杉雪灯篭まつり」戦国武将を巡る山形県米沢への旅!by キャデラック XT5 / Vol.27②

セールスアシスタント 髙橋 真夏

今回巡った史跡は次が最後。

▽米沢城址

米沢城址には、今の米沢を造りあげてきた、米沢に関係がある戦国武将の銅像や石碑が建てられています。

 

米沢城址は大河ドラマ天地人の舞台にもなった場所という事もあり、天地人の像もありました。

『上杉景勝公と直江兼続公主従像』

慶長6年(1601)、上杉家は関ヶ原戦の責めを負って、会津120万石から米沢30万石に減封されました。初代藩主は上杉景勝、その執政が「愛」の前立ての兜で知られる直江兼続です。

二人の主従は固い絆で結ばれ、義と愛の心で領国経営にあたり、米沢藩270年にわたる治政の礎を築いたとされています。

 

 

皆様ご存知「なせば成る なせなば成らぬ 何事も」の言葉で知られる上杉鷹山の像と石碑も。米沢藩の窮地を救い、立て直した偉人でもあります。

 

 

そして、仙台の偉人である「伊達政宗」の生誕を表す石碑もあります。今回は雪がすごく見つけることができませんでした…(;_;)

米沢城は、鎌倉時代に初めて築かれ長井家が居城していましたが、室町時代初期から約200年に渡り伊達家が支配していました。伊達政宗は米沢城で生まれ育ち、米沢を拠点に領土を拡大したのです。その後、豊臣秀吉の処遇により米沢を取り上げられ、のちに仙台城と移って行く事となります。

 

米沢城入ってすぐの案内板にも伊達政宗について掲載されております!

 

 

そして、上杉神社の隣には「稽照殿(けいしょうでん)」と呼ばれる宝物館があります。

ここには、直江兼続の「愛」の前立ての甲冑、上杉謙信や上杉景勝が所用していた甲冑や刀など、上杉家の遺品である重要文化財をはじめ、武具、美術品を展示しています。

歴史ファンにはたまらない、一度は見て欲しい場所です!

ですが…3月下旬まで休館中となっており、今回見ることはできませんでした(;_;)

 

少しご紹介しただけでも、有名な武将の名前がちらほらと出てきて、多くの武将や藩主が関わりのある場所だという事がお分かりいただけるかと思います。

ながーくなってしまう為ここでは紹介しきれませんので、実際に訪れて米沢に関わる多くの武将にふれてみて下さいね。

 

そして、ここ上杉神社境内・松が岬公園一帯が『上杉雪灯篭まつり』の会場となっています。

 

「上杉」「愛」と刻まれた雪灯篭も!

 

米沢城や上杉神社を巡っているとあっという間に日が落ち、雪灯篭の点灯が始まりました。

米沢に訪れたのは2月8日(金)で、プレ点灯式が開催されていたんです♪

 

 

上杉雪灯篭まつりのコンセプトのひとつが「平和」。

松が岬公園内の鎮魂の丘には、巨大な雪で作った「鎮魂の塔」が建ち、郷土の戦没者のための鎮魂祭が行われるそうです。

 

冬には雪が降り積もり一面真っ白になる米沢で、雪に”美”と”詩情の幻想”を求める冬の催しとして7名の市民が始めたのが「上杉雪灯篭まつり」の始まりとされています。

雪灯篭のやわらかい灯りと幻想的な雰囲気が包み込み、寒さを忘れて雰囲気にのみこまれてしまいました。雪の美しさにふれ、ますます雪が大好きになりました(*^^*)

 

今年の開催は終わってしまいましたが、毎年2月に開催されていますので、来年の2月は「上杉雪灯篭まつり」で美しい冬をお楽しみください!

 

 

 

 

最後に~米沢名物おすすめお土産特集~

 

◯置賜地方 高畠でのお土産

「高畠ワイナリー」山形県高畠町に1990年に創設されたワイナリー。

自社農園や地元の契約農家さんより仕入れ、自社にてワインを製造していて、こだわり抜いた高畠ワインから、さくらんぼ、ラフランス等山形ならではのワインなど種類豊富に取り扱っています。

 

その中からお土産に選んだのはこちら。

2018 亜硫酸無添加のワイン!

酸化防止剤不使用のため、フレッシュで渋みが少なく、爽やかなフルーティな味わいを楽しめます。

 

高畠ワイナリーでは、見学をすることもできます!

啓翁桜も綺麗に飾られていました(^^)

 

 

◯米沢鯉「六十里 鯉の甘煮」

米沢名物の一つ「鯉料理」を求めて向かったのは、米沢市にある鯉の養殖、加工販売、伝統の鯉料理がいただける鯉の専門店である「六十里」。

200年構えた商人宿を購入し、古材を利用し店をつくったそうで、味のある外観が特徴です。

 

 

 

上杉家十代藩主鷹山公が養殖をすすめた米沢鯉。

米沢鯉は、清流と冬の厳しい寒さが鯉の身を締め、川魚特有の泥臭さが全くありません。

山奥の清流で卵から手塩にかけて育てたもっとも美味しい三才鯉を、伝統のたれでじっくり煮込んだ、六十里の「鯉の甘煮」をお土産に。

白いご飯にも、お酒にもよく合う一品です。

 

 

◯小野川豆もやし

 

 

米沢の奥座敷、小野川温泉にて栽培される「小野川豆もやし」は、なんと長さが24~27cmもあるんです!こんなに長いもやしを初めてみました!

栽培方法はユニークで、小野川温泉の豊富な温泉水を利用して作られているそうです。栽培は11月~3月までの冬期間のみ。

長いだけではなく、美味しさも抜群。シャキシャキとした食感、黄色い豆の部分は香ばしく食べごたえがあります。

 

この小野川豆もやしは、最近の山形大学農学部の調査によると、上杉藩のつながりで新潟県から米沢市に持ち込まれたのではないかとも考えられています。

 

 

 

 

今回訪れた米沢には、歴史や史跡を感じさせる場所が多く、その歴史を身近に感じることができる場所でもありました。

歴史だけではなく、雪の美しさや、美味しい食べ物にも出会うことができ、満足の1日でした♪

見所いっぱいの米沢、せっかくなので時間をかけてまったり巡ってみてくださいね。

 

 

 

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