会津の魅力をたっぷりお届け!鶴ヶ城~磐梯吾妻までの新緑ドライブ by キャデラック CT6 / Vol.8 ②
その他
次に向かった名所は、二重螺旋構造の建物が世界で唯一存在する場所、「会津さざえ堂」。
会津さざえ堂は、寛政8(1796)年、福島県会津若松市の飯盛山に建立された、高さ16.5メートル、六角三層の仏堂。正式名称は「旧正宗寺円通三匝(さんそう)堂」といい、平成8(1996)年に国の重要文化財に指定されています。
上りと下りが全く別の通路になっている構造により、参拝者がすれ違うこと無く参拝できる、世界的に珍しい建築様式です。
仏堂建築として他に例を見ない特異な二重螺旋構造をしているさざえ堂は、たくさんの謎に包まれているともいわれています。外観からも重々しい不思議なオーラが漂っているようにも感じました。訪れた際は是非さざえ堂を登って謎を解いてみて下さい!
▼宇賀神堂
寛文年間(1661年~1672年)、松平正容が厳島神社の傍社として建設され、現在は明治23年につくられた白虎隊十九士の洋装の霊像が祀られております。
▼戸ノ口堰洞穴
天保年間に会津平野のかんがい用水として猪苗代湖より通水した洞穴ですが、戊辰戦争の折、 白虎隊が鶴ヶ城の情勢を確認するため飯盛山に向かう際、この洞穴をくぐったといわれています。
そして、飯盛山にはさざえ堂や宇賀神堂の他にも、白虎隊十九士の墓、各地で戦死した三十一士の墓や、イタリア並びにドイツから贈られた記念碑、厳島神社、白虎隊引揚の洞門、市天然記念物の太夫桜など、数多くの神話、史跡名所が残っております。
続いて向かったのは、会津若松のシンボルといわれる、「鶴ヶ城」。
難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城は、戊辰戦争時に新政府軍の猛攻の前に一ヶ月もの間、城は落ちなかったという名城の一つ。結果的に降伏し、新政府の意向で明治7年に石垣だけを残して全解体となりました。
その後、昭和40に多くの寄付によって再建され、平成23年に幕府時代の赤瓦で再現した鶴ヶ城へとリニュアールされました。赤瓦をまとった天守閣は日本で唯一、鶴ヶ城だけ!国指定史跡ともなっています。
鶴ヶ城といえば、大河ドラマ「八重の桜」が有名ですよね。
女優の綾瀬はるかさんが演じた、「八重」の言葉『ならぬことは、ならぬのです』は胸が熱くなる名言として今も心に残っています。
この言葉は、会津の人材育成の指針 ” 什の掟 ” 「ならぬことはならぬもの」という理屈ではない強い教えから来ている言葉です。
この ” 什の掟 ” に関連して、戊辰戦争時に故郷の会津を守ろうと出陣した16歳前後の少年兵「白虎隊」が炎に包まれる鶴ヶ城(正確には誤認してしまった。)を見て、武士の子として受けた教育( 什の掟 )に従い自害した話は今なお語り継がれる悲話でもあります。
▲鶴ヶ城からは城下町を一望することができます。
鶴ヶ城の中では、鶴ヶ城の歴史と城下の解説や先人紹介、鎧、刀の展示などがされています。撮影はできなかったためお伝えすることはできませんが、鶴ヶ城が戊辰戦争をはじめとする、大きな歴史の舞台であった事を実感しました。
鶴ヶ城公園内には「茶室麟閣」という、千利休の子・小庵が建てたと言われる茶室もあります。
自然の緑に囲まれたなか、景色を楽しみながらお茶をいただける茶室には、和やかにゆったりとした時間が流れているようにみえました。
会津の様々な歴史に触れたところで、冒頭でお話しした裏磐梯、五色沼へと向かいます!
裏磐梯の五色沼近くにある美術館を皆様はご存知ですか?
その美術館は「諸橋近代美術館」。
博物館の中に入るまえから、近代的でありながらどこかヨーロッパを思わせるこの外観をみただけて来てよかったと思わせます。
諸橋近代美術館とは、シュルレアリスムの巨匠サルバドール・ダリの作品において、世界第4位の所蔵数、且つ、サルバドールダリの出身国スペイン国外においては、アメリカに次いで世界第2位の所蔵数、更には、アジアで唯一のダリ常設美術館として知られいる美術館です!
サルバドール・ダリは、スペインが生んだ20世紀を代表する最も多才な画家であるといえます。ダリの絵といえば、美術の教科書等で“柔らかく描かれた時計”をみたことを思い出す人も多いと思います。
諸橋近代美術館でお気に入りの絵画を見つけてみてはいかがでしょうか(^^)
寄り道をしてしまいましたが….いよいよ到着!
こちらが磐梯山の噴火により形成された「五色沼」。
▲毘沙門沼
五色沼は正式には「五色沼湖沼群」と言い、毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼などの数多くの湖沼で構成されています。美しい青色を基調にしてさらに幾つかの色が混ざり合い、それぞれに異なった微妙な色合いをみせてくれる、神秘的な湖沼です。
今回訪れたのは、五色沼最大の毘沙門沼。エメラルドグリーンの綺麗な湖面と、周りを囲む新緑、後に見える裏磐梯がなんともいえない景観を生み出しています。
毘沙門沼には、ハート♡模様のある幸せを招く鯉がいるのだとか!今回は見つけることが出来ませんでした…次回リベンジしたいと思います!
磐梯山の噴火により形成された湖沼は、五色沼の他に「裏磐梯3湖」と呼ばれている、桧原湖・秋元湖・小野川湖があります。
その裏磐梯3湖を一望できる場所が磐梯吾妻レークラインの道中にあるというので、その場所を目指し出発。
磐梯吾妻レークラインは、ワインディングロードが続いています。
今回一緒にドライブを楽しんでいるCT6は、全長5mを超えるキャデラック最上級のセダン。
くねくねとカーブが続く山道にはあまり向かない車だと思われてしまうかもしれません….(._.)私自身もこの道を走る前は、カーブの際に車体が大きく取られてしまうのではないか、全長5mものボディを思い通りに操れるのか、不安でした。
しかし、CT6に装備されているドライバーモードコントロールを”スポーツモード”に設定し、いざこの磐梯吾妻レークラインを走り始めてみるとなんのその!
サスペンションの足回りは固くなり、適度な重さが増したステアリングは素直に従ってくれる軽快な走り。次々と続くカーブも鋭いキレと軽やかな身のこなしで、このワインディングロードを気持ちよく走る事ができました!
新緑のワインディングロードを楽しみながら走行していると、”三湖パラダイスへ到着”!
そこから見る景観がこちら。
▼手前にみえるのが「小野川湖」。山を越えて奥にみえるのが「桧原湖」。
▼反対側の遊歩道を進むとみえるのが「秋元湖」。
陽射しでキラキラと輝く湖と周りを囲む山々との自然美を楽しむことが出来ます。
その他にも、磐梯吾妻レークラインには裏磐梯を一望できる裏磐梯展望台もあります。
この遊歩道にある足跡を辿っていくと….目の前には聳え立つ裏磐梯の姿が。
表磐梯から見る整った山体とは違い、山体崩壊の跡の荒々しい山肌を見せます。
磐梯吾妻レークラインからは、噴火がおきた磐梯山、その噴火によって形成された美しい湖沼群を見渡すことができます。
裏磐梯に点在する「桧原湖」「小野川湖」「秋元湖」の三つの湖を上から見下ろすと、元々は湖ではなかった場所にこんなにも大きな湖が出来てしまう噴火の威力のすごさを感じ、自然が造りだしたこの景観に自然の力の大きさを感じました。
磐梯吾妻レークラインを抜けた後は、一般道を経由し「磐梯吾妻スカイライン」へと進みます。
「磐梯吾妻スカイライン」は、平均標高1,350mで青空に向かってドライブを楽しめる事ができます。「日本の道100選」に選ばれるなど、山並みや渓谷などのビューポイントがたくさんあるだけでなく、壮大なパノラマビューを堪能できるんです。
登りはじめは緑が多く木々に囲まれた道路で、山々を見渡すこともできます。(お猿さんにも会うことができました…(。・_・。))
ですが、徐々に浄土平 吾妻小富士に近づくにつれて、生き生きと生い茂っていた新緑は少しずつ減り、ごつごつとした山肌へと周りの景色が変わっていくのです!
走ってきた道とはまるで違う景色に、別世界に来てしまったような不思議な気持ちにさせられました。
よくみると、山肌から煙が出ている場所も。火山性ガスが発生し硫黄の香りも漂い、荒涼としたこの場所は、まるで火星に訪れたようだ。ともいわれています。
変化していく周りの景色に魅了されながらも、浄土平 吾妻小富士に到着。
皆様、冒頭でご紹介した高速道路から眺めることのできた、火山口のある山を覚えていますでしょうか?この時ご紹介した「吾妻小富士」にやってきたのです!
浄土平の駐車場のすぐ目の前に吾妻小富士があります。
このジグザグの登山道、木製の階段を上っていくと、直径約500メートル、火口底までの高低差約70メートルの噴火口を見下ろすことができます。
この火口には柵などは一切なく、下を除く火口の底は迫力満点なんだとか。
私も登る気満々だったのですが、この浄土平 吾妻小富士の場所は標高約1600メートル、風も強く、夕方、摂氏6℃という事もあり5月とは思えない程の寒さだったのです!(>_<)
上着等を持ってきておらず、泣く泣く断念。
吾妻小富士へ訪れる際は、歩きやすい靴と防寒グッズを忘れずに訪れて下さいね!
夏には気持ち良い避暑地になりそうです(^^)
磐梯吾妻スカイラインでは、浄土平 吾妻小富士に続く1本の道の間で様々な景色を楽しませてくれます。異空間に来てしまったと思わせるこの場所は、どこかわくわくした気持ちになりました。次に訪れた際は、吾妻小富士の火口を見下ろすぞ!と次回の楽しみを残しつつ、帰路につきます。
今回は福島にあるたくさんの名所や魅力をお伝えしたく、CT6と様々な場所へと立ち寄りながらドライブを満喫しました。
高速道路や一般道、アップダウンの激しいワインディングロード等々の道をドライブしましたが、その時の道路状況・路面状態に合わせて最適な走りをしてくれるCT6。
なぜならば、アクティブオンデマンドAWDが搭載されているから。ワインディングロードや高速道路では走行路面状況に応じて、4輪全てに最適なトルクを配分してくれるのです。
俊敏な身のこなし、正確なハンドリングでどんな場面でも爽快にドライブを楽しませてくれました。
走行性能だけではなく、その燃費にも驚かされました!
平坦な道だけではなく、アップダウンの激しい山道も走ったのですが、メーターパネルに表示された平均燃費はなんと「13.6L/100km」だったのです!(平均100km走行時、1Lの燃費)
メーターパネルを見ていただくと、下に「ベスト:13.8」と表示されております。実は、今回のドライブで出たベスト燃費は「13.8L/100km」!!!
走行中で写真を撮ることが出来ず….ですが、ベスト記録として残ってくれていました(^^)
約5mの全長と、3,600ccの排気量をもつ車がだしたとは思えない程の燃費。この燃費を打ち出せたのは、CT6は新世代の3.6L V6エンジンを搭載、気筒休止システムのアクティブフューエルマネジメント、アイドリングストップ技術のオートスタート/ストップ等の先進技術を網羅し燃費を約9%も向上しているからなのです。
さすがは、セダンラインナップの頂点に立つモデル。
優雅に過ごせる室内空間、俊敏な走行性能、さらにはその燃費にも驚かされ、全てにおいて想像のはるか上をいくCT6、次は一緒にどこへ行こうかわくわくさせてくれます(*^^*)
もう少しで6月となり、梅雨の時期をむかえます。
梅雨の時期は気分があがらず、憂鬱になってしまいがちですよね。
そんな梅雨を迎えるまえに、今だからこそ味わえる綺麗な新緑を眺めにドライブへ出かけるのがオススメです。
新緑の間から差す木漏れ日や、マイナスイオンたっぷりの緑のシャワーを浴びて、清々しい気持ちを補充してみてはいかがでしょうか。
森林浴で自然のパワーをもらい、憂鬱な梅雨も元気に乗り越えましょうp(^^)q
福島県会津地方の郷土玩具の 可愛い ” 赤べこ ” で締めさせていただきます♩
最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
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