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サンファンバウティスタ号 × ブルーインパルス × キャデラック XT5 / Vol.1 ②

セールスアシスタント 髙橋 真夏

南三陸の美味を求めて辿り着いたのは、石巻市にある「すし寶来」さん。

三代目の大将が握る三陸の絶品寿司が味わえる、80年続く老舗の味。ミシュランガイド宮城2017 の《 調査員おすすめ 》としても掲載されたお店です。

お店に入るとまず目に飛び込んできたのが、カウンターのショーケースに並んだ新鮮なネタの数々。目移りしてしまう気持ちを抑えて、「金華すし」を注文。

この金華すしの金華とは、世界三大漁場の一つ、三陸・金華山沖で水揚げされる新鮮な海の幸の事をいいます。

大将の手から一貫一貫握られていくのを見ながら、出てくるまでの間胸を躍らせながら待っていました。そして出てきたネタを口に入れる度に出てくるのは美味しいの一言。濃厚な甘さとぷりぷりの身のぶどうえび、とろけるように柔らかい鮪、脂が感じられる浅締めのしめ鯖、などネタそれぞれの美味しさを心ゆくまで堪能できます。

 

注文した「金華すし」は ぶどうえび、いしなぎ、鮪、しめ鯖、真鱈のたらこ、真鱈の白子、蟹みそ、燻製牡蠣、の8貫に、鯨のさし、おひたし、お吸い物がついて、2000円。宮城県産ササニシキのしゃり、三陸の旬な旨味づくし。目の前で大将が握ってくれるお寿司をカウンターで食べられてこの値段は、漁港が近い石巻だからこその価格ですね(*^^) 石巻の海の幸を味わうにはとてもお薦めのお店。是非足を運んでみて下さい。

 

お腹を三陸の絶品寿司で満たした後は冬のこの時期にしか見られない絶景へ向けて出発 !

夜になると黄金色に輝く船があるというのです!

その船は「サン・ファン・バウティスタ号」!皆様はご存じでしょうか?

 

サン・ファン・バウティスタ号とは、今から400年前に慶長遣欧使節を乗せて「日本初の対ヨーロッパ外交交渉」を行う旅に出た船です。慶長遣欧使節とは、

仙台藩主・伊達正宗公が仙台領内でのキリスト教布教容認と引き換えにノビスパニア(メキシコ)との直接貿易を求めて、イスパニア(スペイン)国王およびローマ教皇のもとに派遣した外交使節。使節に選ばれた家臣支倉常長は、宣教師ルイス・ソテロとともに、仙台藩内で建造された洋式帆船「サン・ファン・バウティスタ」で太平洋を渡りました。常長はメキシコを経てイスパニアに至り国王フェリペ3世に謁見、さらにローマに入り教皇パウロ5世に拝謁。しかし、幕府のキリスト教弾圧などから目的を達することができず、7年後の1620年、仙台へと戻って来たとされています。

その後、1993年に県民の寄付などをもとに同船を復元し、石巻市に「サン・ファン・バウティスタ復元号」が誕生したのです。

 

 

サン・ファン・バウティスタ号に隣接している、サンファン・バウティスタ・パークは17世紀に慶長遣欧使節が旅したイタリアの庭園をモチーフにされた公園。

そこからはサン・ファン・バウティスタ号を見下ろせるだけではなく、一気に外洋が広がります。当日は天候にも恵まれ、水面に当たった太陽の光がキラキラと光ってとても綺麗で、静かな海を眺めていると心まで穏やかな気持ちになりました。

 

太陽が昇っている時は青々として元気をもらえる景色ですが、夕方になるとまた違う景色を楽しむことが出来るのです。

夕方には、夕焼けによって遠くの空や山々、海が茜色に染まってそれはそれは素晴らしい絶景へと変貌します。夕日が沈むのはあっという間の時間、時が経つのを忘れて見惚れてしまいました。夕暮れの景色はほっこりするようなちょっと切ないような不思議な気持ちになります。

 

なぜ太平洋に夕日が沈んでいくような光景を見れるのかというと、その理由は特有の地形にあります。石巻市は海を囲むように南東方向に伸びた地形。海の遠くに蔵王などの山並みが見える為に、本来日本海に沈みゆく夕日を、蔵王山をバックにまるで太平洋に沈んでいくような絶景を見ることができるのです。

夕焼けの茜色で遠くの山々の稜線がくっきりと浮かび上がり、石巻でしか見ることのできない素晴らしいサンセットを味わう事が可能です。

 

 

夕日の暖かい光で照らされているサンファンバウティスタ号も素敵なのですが、辺りが暗くなるとライトアップされ、更に幻想的なサンファンバウティスタ号に変化します。

サンファンバウティスタ号の左側に光っている「450」の数字は、伊達正宗公生誕450年を意味しています。伊達正宗が派遣したバウティスタ号と伊達正宗公の生誕450年のコラボレーション!(^^)!

 

 

このイルミネーションの特徴は、その日の時間や天候によって見え方が変わること。

早めの時間に行けば、まるで水平線に残るように見える夕暮れと茜色に染まる辺りの景色。遅い時間に行けば、サンファンバウティスタ号に施されたイルミネーションの光は黄金色を増し漆黒の海に浮かぶ姿はまるで黄金郷(エルドラド)にたどり着いた船のよう。時間や空の状態によって、全体の景色が変わるのです。

そして、空には繊月から三日月へと満ちていく月が浮かび、思わず伊達正宗公の前立を連想させます。伊達正宗公の450周年という記念の年にこのような絶景を見る事ができ、どこか正宗公のお導きのようなものを感じたのでした。(^^)

 

 

 

新年に向けて慌ただしくなる12月、気づかない間に心身ともに疲れがたまりがちになってしまいます。

昼間の太陽が反射し青く元気をもらえる海と、夕方の水平線に落ちていく夕日を眺めながらゆったり癒される海、ここからの景色を見ていると自然とリフレッシュされて、すっきりとした気分で新年を迎えることができそうです(*^^*)

 

綺麗な景色に見惚れつつも、季節は冬なので体はとても冷えてしまいました(>_<)

「寒い~」と言いながらXT5に乗り込むと車内はぽかぽか。リモートスタートの機能で車に乗り込む前から暖まっていたのです。本革巻ステアリングホイールにはステアリングヒーター付なので、ステアリングを握ると冷たい手も温まります。さらにシートヒーター機能との連動により、寒い冬にほっと暖まる室内空間で私たちを迎え入れてくれました。

 

 

今回訪れた石巻では、力強い飛行でパワーをくれたブルーインパルスを始め、仙台のお年取りには欠かせない年取り魚の名産地、口いっぱいに広がる美味しい海の味、幻想的な雰囲気を味わえるサンファンバウティスタ号、癒された海の景色など、こころゆくまで石巻を満喫する事ができました。

 

そして一緒に石巻を巡ってくれたXT5。

XT5が謳っている「比類なき俊敏性×極上の移住性」、意のままに軽快な走りが愉しめる俊敏性。広く上質な空間で寛げる極上の居住性。を十分に感じることが出来ました。でこぼことした道や曲がりくねった道でも乗車している私たちにはなんら負担も無く、終始快適に石巻の景色や美々を楽しむ事ができました。

行く場所は同じでも行くまでの過程やたどり着くまでの快適性はとても大事なもの。XT5と一緒ならどんな状況でも心落ち着く室内空間で色々な場所へ連れて行ってくれるはず(*^^)

今年の終わりの締めくくりや新年を迎えるにあたり、石巻を巡ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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